こんにちは、搾取されたくないサラリーマン、キュウです。
娘誕生に伴い、一年間の男性育休を取得しています。
今回は男性が育休を取得する際に悩む原因となるお金、特にボーナスについて記事にしてみます。
収入は男性が育休取得を悩む原因の一つ
男性が育休を取得する際に、悩んでしまう主な原因が以下の３つです。
- 職場の環境（人手不足・男性育休の文化がない）
- 今後のキャリアに影響が出る
- 収入面での不安
今回の記事で取り上げているお金の問題、「収入面での不安」が挙げられていますね。
確かに、育休を取得するとほとんどの企業で給料は出ません。
給料なしでどうやって子どもを育てるのか…
というかそもそも自分たちが生活できるの？家賃は？食費は？
と不安になってしまう方が多いようです。
特に日本では、共働きが増えているとはいえ、男性は仕事をして生活費を稼ぐという考え方が残っているので、責任感のある方ほどお金を気にしているのではないでしょうか。
私自身も育休取得を考えた際に金銭面が不安で、毎月の生活費を家計簿に記録して、
「一か月でこのくらいかかるから、一年の育休を取るとなると百万単位の貯金がいる…？」
「育休ヤバすぎやろ…独身時代の貯金めっちゃ使うやん… でもかけがえのない家族との時間…」
なんて考えていました笑 給付金の存在を知らなかったんですね。
育休中にもらえるお金
働いている方(一部の例外を除いて)が育休を取得している期間は、
育児休業給付金というお金がもらえます。
給付金の金額は育休に入る前の給料の67%(6か月経過後は50%)です。
※2020年8月現在 今後これを80%程度に増やすとの話もあります。
…67%、少ないと思いました？
金額は67%なんですが、もう一つ大きなポイントがありまして…
育休中は社会保険料の支払いが免除されます。厚生年金と健康保険ですね。
免除、なので国が代わりに支払ってくれる感じです。保険証も使えます！！
この社会保険料の免除のおかげで、実質給料の80%をもらえることになります。
どうです？ 結構手厚いですよね。
世界的に見ても日本の育休給付金は手厚いようですよ。
これに加えて児童手当もありますね。
この67%の金額は月給から算出されます。
なので残念ながらボーナス分は含まれません。ボーナスは給付金の計算に入らないということです。
育休中のボーナスはどうなるの？
育休中のボーナスがどうなるのか、気になる方はたくさんいるのではないでしょうか。
私も「ボーナス？出ないでしょ」と思いつつも気になりましたので調べまくりました笑
ボーナスはそれぞれの会社が業績や社員の成績によって支給するものなので、
それぞれの会社に賞与に関する決まりがあるはずです。就業規則等を確認してみましょう。
結論からいうと、育休中はボーナスは大幅減、もしくはゼロになる可能性が高いです。
一部の会社は育休中もボーナスを支給するところもあるようですが、かなりの少数派。
（なんなら育休中の給料も出すという超絶ホワイトも極極一部に存在するようです。）
うちの会社は育休中のボーナスは出ますが、大幅に少なくなります。
出勤した日にちの中での成績をボーナスの評価対象とするので、そもそも育休で出勤していない社員の評価はできない（ゼロ点！ではなく、出勤していないので成績が存在しないという考え方）とのこと。
まあそりゃそうだ。仕事してないもの。
ただ、うちの会社は最低支給率みたいなのがあって、ボーナス支給があればちょこっとだけもらえるみたいです。
本当にちょこっとですが、働いてないのにボーナスがもらえるなんて… ありがてぇありがてぇ。
当然ですが、コロナ等で経営悪化しボーナス支給が無しになればもらえなくなります。
0円に0%を掛け算したら0円ですもんね。
というわけで、育休中のボーナスは出ないか、大幅に減ると考えていたほうがよさそうですね。
育休中って、どこかに出かけたりしないし、外食もほぼできないのであんまりお金使いません。
親（赤ちゃんから見るとじいじとばあばですね笑）も赤ちゃんの顔を見たがって遊びに来たり、遊びに行ったりします。そういう時は食事を用意してくれたり、買ってきてくれたり。
それで食費が浮くことも多いです笑 おもちゃも買ってくれるのでほぼ自分で買ってません笑
身の丈にあった生活をしていれば、金銭的にはそんなに苦しくならないかなあ。という印象です。
専業主婦/夫の場合はちょっとキツくなるご家庭もあるかもしれませんね。
育休取得を考えている方は、まずは今の家計をしっかりと把握することから始めてみてはいかがでしょうか。
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